花に嵐

オタク・備忘録

最近にじさんじちょっと見てる

 最近、『にじさんじ』に所属するライバーたちの動画や配信を、ちょこちょこと自発的に見始めた。あと、なぜかわからないがボイスをめちゃくちゃ買った。

 自分の人生におけるVtuber視聴遍歴は、電脳少女シロ→微糖カイジ/格ゲー激うま天帝マスターvTuber犬/バーチャルおばあちゃん→鳩羽つぐ→黛灰→Project:;COLDという、まぁあんまり“観ていない”タイプのそれだ。

 なので、急ににじさんじに“そういう”ハマり方をした自分に多少なりとも驚いており、おそらくTwitterの長い相互フォロワーも急にどうした?と驚いていると思うので、今回筆を執った。相互フォロワーはわりとブログを読んでくれるからだ。

 前半は隙あらば自分語りではあるが、後半はマジで好きな動画を紹介していくので、できればそこまで、というかそこだけ読んでほしい。後生だから。聴いてほしい歌があるんだ……。

 

 さて、にじさんじに急にハマったとは言ったものの、実際にじさんじについては今が初見というわけではない。

 にじさんじというプロジェクト自体は、過去に月野美兎がその強烈な人間性でバズったあたりから存在は認知していた。実際に初めて動画を見たのも、実のところ月野美兎だったりする。そして、それが出会いでもあった。

 

――そう、あれは2019年の夏だった。TLの流し見で、あっ!なんかいまVtuberが面白そうなことやってんな~~!!と気が付いてしまったのだ。

 それが、月野美兎の帰れない百物語2019後半のラストと、当時のTwitterでの展開。そして、その一連のストーリーの決着戦であるこの動画だった。

 帰れない百物語がどういう仕組みのストーリーラインだったかについては、こちらのNoteが詳しいのでぜひ参照されたい。

 月ノ美兎・本間ひまわり 『帰れない百物語』 概略と考察|ゆれ

 バーチャルの身体と魂の入れ替わり。当時も別所で多少なりとも話題になっていたそこに焦点を当て、複数の媒体を使ってこのストーリーラインを描き切ったことに、当時の私は魅了された。

 そして、それと同時に――決着戦の配信をリアルタイムで見ていた私は気が付いてしまったのだ。

「この配信に割り込んできた男の子、かわいくないですか?」と……。

 月野美兎に協力していた謎の青年。何度か一瞬映るのみではあったが、マジでもうめちゃくちゃ顔が好みなのが分かってしまった。わかりたくなかった。

 それをツイートすると、にじさんじ廃リスナーのフォロワーに即「黛灰です」と教えてもらい、念のためチャンネル登録とフォローをさせていただいた。その後「もしかしてにじさんじ見始めましたか?」とほかのフォロワーに囲まれ、推された加賀美社長も念のためチャンネル登録とフォローのほうをさせていただいた。顔がめちゃくちゃよくて、声もめちゃくちゃよかったからだ。

 というわけで、私は2019年ごろから2年ほど黛灰と加賀美ハヤトの2名をフォローしていたし、その後お世話になったフォロワーにChroNoiRを何度か布教されていたので、まあ本当にちょっとだけは観ていたのだ。

 ただ、基本的に編集のないgdgd実況があまり好きではないのと、いわゆる対戦系FPSゲームに全く興味がないため、たまに興味があるゲームをしていたり面白そうなことをしていて、かつ自分に時間があったら観る、というスタンスでこの2年間生きてきた。生きてこれていたし、これからもそうなるはずだった。

 

 なぜ2年経った今になって急に妙なハマり方をしたのかと言えば、その要因は2点ある。

 1点は、私が見ていた黛灰が、よりによってストーリー持ちのライバーで――奇しくも、私がにじさんじを面白いと認識するきっかけに至った帰れない百物語と同じく、現実とバーチャルを重視したストーリーを展開していたからだ。

 

 それまで積み上げられていたストーリーラインについては、かなり長めになるが、本人のチャンネルで再生リストにまとまっている。ただ、長い。

 黛灰RTAを走る場合、この切り抜きが端的で分かりやすい。もし黛灰の物語について、少しでも興味があれば是非見てみてほしい。

 

youtu.be

 

  上記を踏まえたうえで、あとは以下の二つの動画を見ればおおむね埋まるはずだ。

 

www.youtube.com

  ↑RTA走者向けだと53分以降からがストーリーとしては本編。この配信は全編普通におもしろいので、できれば全部見てほしいが。

 

www.youtube.com

 ↑これが再生リスト『黛灰の物語』のラスト。

 

 これらの展開を踏まえ、迎えた先月5/20。黛灰はとある配信を行い――そして、失踪した。

 15分にも満たないその配信が、これだ。

 

www.youtube.com

  見るからに不穏なサムネイル。この配信自体はかなり長らく当人のチャンネルで配信予約がなされていて、当日一体何が起きるのかと怯えていたリスナーは多かったし、これまでのストーリー展開から、現実への帰還――すなわち引退ではないかと、サジェストに「引退」が出るほど恐れられていた。

 しかし当日。リスナーに提示されたのは、とある“選択肢”であった。

 そして――リスナーは選択に、失敗したと思われる。

 

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 選択の結果、師匠――野老山教授は消失し、黛灰もまたエラーを起こして『消失』した。

 当該スクショには写ってはいないものの、実はこの前に削除された選択肢がもう一つあった。それは、

 

 黛灰を

 野老山の手を取り現実へと向かわせる

 野老山の手を取り現実へと向かわせる

 

 というものである。

 これが本当に上手くて、今見ても溜息が出る。

 上記の削除された選択肢は、野老山にとって有利で、Vtuber黛灰のファンである我々には不利と思しきものだった。黛灰はにじさんじ所属のバーチャルライバーで、現実の住人ではない。黛灰を現実に還すということはバーチャルの黛灰を放棄させる――つまり、我々が愛する黛灰を手放さなければならない、と推測できる。そしてこの選択肢は、黛灰「に」何かをさせるものだ。

 だが、二回目の選択肢は――黛灰「は」と、てにをはが変化している。

 つまり、これは黛灰自身に与えられた選択肢であって、第三者たる我々リスナーが選ぶものではなかったということだ。黛灰のための選択肢をリスナーは選択した。それも、ひとつ前の選択肢を踏まえたうえで、“これこそが黛灰を救う選択肢である”と信じて。

(なお、このからくりに気が付いて投票自体を行わなかったリスナーも多い。自分もその一人だ。AとBふたつの選択肢がある場合、選択肢Cとして『選択をしない』が浮上するということを、過去の経験則で知っていたためだ)

 その結果が、今なお戻ってこない黛灰だ。

 最悪なことを言う。正直めちゃくちゃ興奮している。本当はもっと早くこの魅力的なストーリーを伝えるために筆を執りたかった。だってこんな……最高じゃないか?

 「にじさんじ」。「にじ」と「さんじ」。「二次」と「三次」。プロジェクト名をも活用したストーリー展開が美しすぎる。そしてこの「ストーリー」の楽しみ方こそ、黛灰が望まぬものであるからこそ堪らない。

 自身も傷つきながら、好きなバーチャルライバーのことを物語として消費してしまう。そんな最高で最悪の一ヶ月を、今日まで過ごしてきたのだ。

 

 そして今日、この物語に更なる展開があった。

 黛灰の消失後、彼のTwitterは「システムメッセージ」と称するモノが動かしていた。これまでの配信をまとめた切り抜きが定期的に更新されるだけではあったのだが、システムメッセージがバグを起こし始め、そして――暗号が出題された。

 このあたりの経緯はざっくり省くが、有識リスナーの解読により「6/19に新宿アルタで何かがある」ということが分かった。その後、追って公式に当該日時・場所において黛灰についての映像が流れることが告知された。それがつまり、今日である。

 そして、今日の展開があまりにも凄かったので、慌ててPCを起動してブログを書き始めたのが今だ。

 現在は公式から動画が出ておらず、知らない方のツイートを貼るのは迷惑が掛かると思われるので、もし興味があればTwitterで「黛 アルタ」で検索してみてほしい。(もし公式から動画が公開されたら差し替える)

 私は状況を見て現地へ赴くことは避けたが、しかしながら有志の配信ですべて見た。

 黛灰が辿り着いた自分という存在の結論と現実への問いかけは、右下に表示され続けている運営会社の著作権表示を、より皮肉めいて際立たせていた。本当にすごいことをする。やってくれるな、と思った。

 そして、ここまでストーリーを楽しんでいた最悪な私は、黛の最後の言葉が今も耳に焼き付いて苦しんでいる。

「――どうして、そっちがリアルで、こっちがバーチャルなの?」

 それを聞きたいのはこちらのほうだ。

 

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 ……と、なんとここまでが最近Vtuberに妙なハマり方をした要因の1つである。長すぎん?と自分でも思うのだが、まあ黛灰の物語については書いておきたかったので、若干文章としての構成が破綻している自覚はあるがここまで書いた。

 黛灰は、いい。

 さて、もう1つのハマった要因はめちゃくちゃ普通だ。フォロワーに引きずり込まれた。マジでそれだけ。

 というのも、話は先月はじめ――黛の物語が進行する少し前あたりに遡る。

 私はロックバンドBUMP OF CHICKENと人生の半分以上を生きてきたBUMPリスナーで、常々フォロワーにはBUMPを聴いてほしい……と思っていた。そんな折、突然フォロワーがBUMPを聴き始めたのである。

 何が起きたのかと思い理由を聞くと、「推しライバーがBUMPが好きだから」という答えが返ってきた。

 私はBUMP OF CHICKENが好きなので、BUMPが好きな人はだいたい好意的に見てしまう。その話を聞いてとてもうれしく思い、フォロワーへのお礼として、その推しであるライバーの歌枠を見ることにした。

 それが、長尾景であった。

 めちゃくちゃ正直に言う。初見の際、「あんまり生歌うまくないのかな……」と一瞬思った。リズムがわりと壊滅的にめちゃくちゃだったからだ。

 だが、聴いているうちに「なんかこの人の歌、いいな……」と思い始めた。それと、歌枠で話していた車輪の唄の解釈が個人的に新鮮で、あ~~いいね~~~と好ましく感じた。

 そこからさらにオススメされたVΔLZのオフコラボ歌枠に飛び、君の名は。メドレーめっちゃ俺得じゃん!(私は新海誠RADWIMPSのファンなので)と思いながら聴いていたスパークルのラストで、長尾さんがぽろっと零した「三人だけどね」の一言にやられた。

 いや、まだやられていなかった。と思う。

 確かにVΔLZみんな歌ええやんとは思っていたし、その後3人のチャンネルをちらっと見てはいたのだが、その時は本当に歌だけ再生していたし、歌だけならセーフだと思った。二次元楽曲コンテンツと何が違うんだ……と言い聞かせられたからだ。

 しかしながら、フォロワーの推し方がそれ以上に上手かった。

 フォロワーは結構な禁じ手を使った。そう――黛灰の物語で情緒がめちゃくちゃになっている私に、さらに長尾景をメインとしたVΔLZを推し続けてくれたのだ。いやそんなことする?VΔLZも消失メインっぽそうなストーリー持ちなのに?!?!?!?!

 しかし黛の物語の進行ペースが遅かったこと、情緒が破綻していたこと、Vtuberちょっとおもれ~と思っていたこと、何よりVΔLZの歌が全員それぞれ好みだったこともあり、見事にハマった。

 あとは一直線だった。気が付いたらVΔLZ全員はチャンネル登録をしていたし、なぜか長尾景さんのメンバーシップに登録していた。あと普通に歌を求めて別のライバーも見始めた。ほかのフォロワーからオススメされるフォロワーの推しもちょいちょい見ている。不破湊さんめちゃくちゃ面白いですね。

 ボイスを購入するまでにはいろいろあったのだが、説明がかなりややこしいのでここでは割愛する。ただ、シチュエーションボイスが苦手だったのにも関わらず、あめもよう再販から直近のボイスをめちゃくちゃ買うようになったのは、人の変化ってすごいなと感じざるを得ない。

 ちなみに、長尾景さんのボイスも最初はだいぶ癖があるな~と思った。演技力含め、聴きやすさにおいては同時に購入しているほかのライバーたちが上回っているなというのは今でも(申し訳ないが)思う。

 ただ、なんだろう……長尾景さんのボイスには、技巧を超えた強い魅力があるのは確かだ。ボイスだけではない。歌や配信を含め、長尾景さんには人を惹きつける強い魅力があると感じる。

 それに惹かれるかという箇所で、多少人を選ぶ人だとは思う。自分はその引力に惹かれて、長尾景さんをきっかけに、今まで興味がなかった部分へ飛び込んだ。

 そして、これまで興味がなかったことを知る日常を楽しんでいる。

 今はとりあえず、それでいいのだ。

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 ここまでが熱い自分語りである。さらっと流したかったのだが、主に黛によってめちゃくちゃ長くなった。本当に長い。ここまで5,400字あるので、ちょっとしたSSくらいの長さがある。

 

 ここからは自分が好きな動画をただ紹介していく。これがやりたかったのだ。

 フォロワー、なんとか振り落とされないでここまで読んでいてほしい。頼む。

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<楽曲>

 

■長尾景さん

 〇KING

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  KINGはほかの人の動画もかなり見たのだが、結論として長尾さんのKINGが一番好きだった。

 原曲の魅力も、本人の歌声の魅力も強く出ていると思う。

 

〇オートファジー

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  長尾さんのストーリー進行動画でもあり、個人的な名作。自分はおそらく長尾さんのこういう系統の歌が好きなんだろうな、というのはわかる。

 ラストの「隅まで濯いで」の滑舌が少し甘いところだけがほっとするポイントで、残りは終始不穏。いいの?俺は■■■■■を信じて本当にいいの?

 

群青日和

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  オフコラボの歌枠より群青日和。長尾さんは個人的に歌枠での生歌のほうが魅力が増すと思っているのだが、群青日和が一番好きかな。いや、一番を決めるのは相当悩ましいところだが。

 この歌枠終盤の「花の名」もかなり良い。必聴。

 

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■甲斐田晴さん

 〇告白ライバル宣言

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  コラボ動画。甲斐田さんの歌といえば、おそらく「ニア」か「幽霊東京」あたりがTier1かと思うが、自分はかなり告白ライバル宣言を推している。

 ピアノもいいし、歌もいい。「おめでとう好きだった人」までは聴いてみてほしい。本当にいい……いいので……。負けヒロインの才能がある。

 

〇ヴァンパイア

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  幽霊東京とめちゃくちゃ悩んだが、オススメしたくなるのはこっちかな。

 かなり言葉が詰まっている曲だが、滑舌が良く聴きやすく、ついでに色っぽい。原曲とはまた違った良さが出ている。

 実は最初はそうでもなかったのだが、突然じわじわ「よくね……?」になった。人によってはスルメ。

 

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■弦月藤士郎さん

 〇くじらの街

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  一番突き刺さった歌ってみたがこれ。本当に好き。これが好きすぎて鍵垢で原稿用紙5枚分くらい感想を書いている。マジでいい。原曲も好きだし得しかなかった。

 個人的に弦月さんの中音域ボイスが好きなのもある。邦ロックっぽくて良い。

 かなり重要なファクターっぽい「僕のこと 忘れちゃったなら寂しいなあ」をかなりさらっと歌っているのだが、初めて聴いたとき何故かここに強く惹かれたのを今でも思い出せる。マジでみんなに聴いてほしい。定期的にツイートしている。

 

〇Q

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  このブログについては半月前から書こう書こうと思っていて、その時弦月さんの2曲目紹介するならどれかな~ERRORかな~と思っていた。そうしたらもたもたしているうちに最高のやつが出てきたので、もうこれしかないなと思った。

 かつてボカランをずっと見ていた世代としてぽわぽわPには思い入れもあるので、弦月さんが最大限のリスペクトをもって歌ってくれたのが本当にうれしかった。

 今まで聴いてきた歌ってみたの中でも上位で好きだ。最後のがなりに泣いてしまう。

 

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■VΔLZ

 〇君の名は。メドレー

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  おそらくこれが無ければ滑り落ちるのはもっと遅かっただろうと思う。

 マジでメドレー中どれもいいのだが、ラストのスパークルは必聴。弦月さんの奏でるピアノも美しい。これ今弾いてるの!?という驚きも体験できる。

 こうして見るとマジでVΔLZ多才だな……と思うし自分は長尾景さんの歌が好きだなと思う。

 

〇浮世の演舞

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  ユニット曲。歌詞が比較的キャラソン寄り。

 弦月さんのラップパートがかなり好み。長尾→弦月→甲斐田のVoの流れで甲斐田さんの安定感が際立つところもいいし、長尾さんのパートはシンプルに格好いい。3人の声が重なった時、微妙にバラバラなのもいとエモし。

 おそらく今後ストーリーが進行したときに必ず戻ってくることになると思われるので、今のうちから吸い尽くしている。

 

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■加賀美ハヤト

 

トレモロムーン

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  社長は天体観測を紹介しようと思っていたのだが、めちゃくちゃ最高のやつが投下されてしまったのでこちらを。buzzGのまっすぐなバンドサウンドがキラリと光るオリジナル曲。邦ロック好きな人も好きそうな気配。

 歌詞がいい。自分はリスナーとアーティスト間の特大感情のもとに生まれる歌が好きなので、その点においてもハチャメチャツボだった。それを歌いきる社長の、闇を照らすような声もまた良い。

 

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■不破湊

 〇ヲズワルド

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  名作を通り越し、良い意味で怪作の領域に達している。本当に良い。初見の衝撃がすさまじかった。この曲の一番有名な歌ってみたを結構聴いていたのだが、うおおおこういう表現もあるか……と感動した。

 歌ってみた全盛期のニコニコ動画に投稿してもかなりの再生数が得られていると思う。正直今まで聞いてきた歌ってみたの中でもトップクラスに好きで、不破湊というライバーにめちゃくちゃ興味を持ったのもこれの影響が一番強い。

 ホストが「信仰の様な暮らしから抜け出したい」と歌うのは神の采配。マジで良い。

 

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■ChroNoiR

 〇ヘテロスタシス

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  自分が最初に聴いたにじさんじライバーのオリジナル曲がこれだった。この2人は別に配信を見ているわけではないのだが、純粋に楽曲のエモさだけで殴ってくる。ズルいと思う。

 いまだにめちゃくちゃ好き。自分はわりと葛葉氏の歌が好きだったりする。

 

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■ド葛本社

 〇ヨツバフォエバ

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  ズルい。この一言に尽きる。

 sasakure.UKを子守歌がわりに育った身には超特効だった。イントロからもう俺たちのささくれサウンドがする。この4人のリスナーが本当にうらやましい。推しにささくれPが楽曲を提供する世界線に行きたい。

 ささくれPの作詞能力が光る。サビで本人たちの名前→本人たちのファンマーク→どくずほんしゃの文字をきっちり入れてくるのが上手い。自分はド葛本社のうち3文字をほぼ知らないのだが、おそらくこの4人の活動を追っていると3倍エモくなるのだろうなと察する。拡張性が半端ない。

 歌唱も良い。女子二人も男子二人も声が魅力的。パート割りでどう組み合わせても相性がいいのは流石と言ったところか。

 

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<動画>

 〇ピアノを弾く不破湊

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  これのせいでチャンネル登録した。

 1分ちょいしかないので是非観てほしい。オモコロとかが好きな人なら大体ツボにハマると思う。自分はこれを何の気なしに見た後数分笑い続け、Vtuberに全く興味がない友人にLINEで送った。

 ズルだろ。今見ても草が生える。ちなみにラストは先日行った配信の伏線になっている(嘘)

 

 

〇【ささやき配信?】ねぇ...でんわしよ【にじさんじ/長尾景】

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  長尾さんに狂った理由の4割くらいがこれ。

 雑談配信なのだが、電話という体裁だからか妙に心地よく、いつの間にか「あれ……?そういえば俺、長尾景の幼馴染だったんだ……」という狂った思考に向かわせる名配信(※感じ方には個人差があります)。これのせいで長尾さんのガチ恋向けボイスが全部幼馴染昇格彼女にしか聴こえない幻覚に苦しめられているといっても過言ではない。

 ささやき配信と銘打っている通り声量は控えめなものの、ゲームの話をしているところで楽しくなってしまったのか徐々に声量が上がっていくのがかなりの良ポイント。

 

 〇【フードデリバリーサービス】U○ER E○TS新人研修 講師:長尾景 【長尾景/にじさんじ)

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  ゲーム自体がすごく面白いわけではないのだが、ネタバレするとめちゃくちゃバグる。

 マジかお前ってくらいバグる。つまりバグとの戦いを見る動画で、バグ愛好家としてはかなりマスト。ほんの1m先の家に向かおうとしたのに地面に沈んでいってしまい叫ぶ姿は必見。自転車もかなりフリーダム。反応含めて本当に面白い。

 あと某フードデリバリーサービスでバイトしていた時代のエピソードが色々と飛び出てくる。この人の人生経験どうなってんだ?

 タイトルコピペしてきて気づいたけど最後の括弧ミスっててウケる。

 

 

〇【#無音ポケモン】【ポケモン銀】ゲーム音なしでも俺たちが補えばゲーム成立するんじゃね??【長尾景/弦月藤士郎/にじさんじ

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  実は初めて見た長尾さんたちがコレだった。

 タイトル通りの内容で、マジで狂っている配信。弦月さんの凄まじい音楽的実力が光る。個人的には効果音をこのクオリティでもやってやろうと思った長尾さんに敬意を表したい。

 ちなみに続編もあり、VΔLZ3人で行った配信もある。どれも必見。狂っている(誉め言葉)

 

 

〇#1/2【GARAGE/ガラージュ】25万で買った幻の三大奇ゲーをやる。【黛 灰 / にじさんじ

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  これで黛灰を知った人も多そう。

 めちゃくちゃ楽しみにしており、実際内容もよかった。ゲーム独特の雰囲気と黛のダウナーな声の実況がマッチしている。

 かなり作業シーンが多いので、作業用BGMにもオススメ。2パート合わせて12時間近くあるのでまったり見ていくのを推奨。

 

 

〇【にじさんじ】葛葉さんのオリジナル曲を作りましょう! -作詞編-【加賀美ハヤト/葛葉】

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  マジで好きな配信。定期的に観直してしまう。

 別ジャンルで申し訳ないが、自分は某男たちのOP作詞回が本当に好きで、完全にそういうツボを突いてこられた。

 前編の後半で見られる照れ葛葉がかなりかわいいのと、社長の貴重な「俺」が聴ける。だがそういう萌え要素は置いておいて、とにかく途中の迷走具合を見てほしい。

 サイゼの店長が入っちゃうことに気づくな。

 

 

〇【にじさんじ】皆さまの需要を”完璧”に詰め込んだ”最強の夏祭りボイス”を作ります【加賀美ハヤト】

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  幸か不幸か、初めて見た個人配信がコレ。

 マジで一生忘れられないし、ちゃんとやりきる社長もすごいなと思った。

 急転直下の展開は必聴。マジでこれなんだったんだ?発想が天才なんだよな。

 この動画を見てからほぼ2年後に社長のちゃんとしたボイスを買うことになるとは思わなかったな……と今思った。めぐりあわせってあるものですね。

 

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 こんなところだろうか。

 思ったより好きな動画が色々あったし、まだ一部なのが結構驚きだし、さらに言えば、まだ見ていない動画もたくさんあるので困ったものだ。

 わかっていたがにじさんじの沼は深い。何億光年今日に向かって放浪しても追いつける気がしない。

 まあでも別に全部見る必要はないのだし、のんびり観測していこうと思う。

 とりあえず今は、黛の帰還を待ちながらVΔLZをゆっくりと摂取していくつもりだ。

 

 以上。